前回までで、一応回路の構成は考えました。

まず

  1. ほぼ論文通りの回路
  2. LT1167の推奨回路
  3. むちゃくちゃ簡単な回路

とまぁこんな感じの3パターンをつくります。

 

がしかし、筋電波形を表示させるにはどようなものを使うかを考えておかなければなりません。

 

方法はパソコンのオーディオ入力端子(3.5mmジャック)を用いて音声解析ソフトを利用する方法とスマホやタブレットの音声入力を利用し音声解析用のアプリを利用する方法があります。

今回は後者のスマホやタブレットの音声入力(イヤホン刺すとこ)を利用する事にします。

 

スマホやタブレットの外部入力を使う

スマホやタブレットには必ず外部入出力端子がついています。

3.5mmのジャックに対応したものでイヤホンやマイクを接続できるようになっています。

配線は上図のようになっています。ただかなり古い携帯などは上記の配線図とは異なるものももあるようです。

ちなみにですが、上記のつなぎ方をCTIA規格と言うそうです。

 

計装アンプの出力をスマホやタブレットの音声入力端子(マイク入力)を使って入力しますが、

アンプからの出力をマイクとGNDに与えるだけでは実はスマホやタブレットは外部入力として認識せずスマホやタブレットは外部入力にすら切り替わりません

 

この問題を突破するにはこの記事ここの記事が参考になりますのでぜひどうぞ。

 

要するにマイクとGND間に、ある程度の抵抗を入れておかなければ外部入力に切り替わりません。

 

 

 

 

スマホやタブレットを外部入力モードにする抵抗値は?

スマホやタブレットの外部入力ですが、iphoneで言ったら付属のイヤホンはマイクが一体になっており、外部入力端子に接続した瞬間にマイクとイヤホンが使えるようになります。

これはマイク端子にインピーダンスと言われる抵抗値が存在し、それをスマホやタブレット側で察知して切り替えています。

その抵抗値はどのくらいの値が良いのかが問題です。

この記事ここの記事が参考では10KΩや6.8kΩが良いとかいろいろ述べています。

他サイトでは1kΩ以下だと認識しないアンドロイド端末もあるとかなんとか・・・。

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実験

そこで実際に私の持っているiphone SEとアンドロイド端末で実験してみました。

100円均一ショップで4極の3.5mmジャックがついたマイク付きイヤホンを買って分解し抵抗をマイク端子とGNDに接続して実験してみる事にしました。

実験は↓こんな感じで進めます。

結果

  100Ω 200Ω 470Ω 510Ω 680Ω 1kΩ
iphoneSE ×  ○  ○
AQUOS SH01K ×  ○  ○  ○

結果はまぁ200Ω以上あれば認識する事がわかりました。

だけどスマホ側の開放電圧は2.71Vなのであまり低い抵抗値だと電流が流れすぎます、そして高すぎてもアンプで増幅した信号が減弱しても困ります。

ここの記事サイトの6.8KΩという抵抗値を使っていると言う事、1kΩでも認識しないスマホがあるという事実より、間をとって3.6kΩの抵抗値を使う事にしました。

これで問題ないはずです。

 

次回はいよいよ筋電計を自作していきます。

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