2017年2月15日 私の初めての書籍が発売されました。
手前みそですが、基本を押さえつつアナログ回路が学べ、実践に富んだ内容になっています
ぜひ読んでみてください。
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さぁ 電子工作には電源が必要なんです。

電池でもいいんですが、やっぱり電源電圧を可変できる電源をひとつ持っておきたいものです。

そこで登場するのが3端子レギュレータによる可変電源です。

簡単な3端子レギュレーターの説明 上記でも少し触れていますが、3端子レギュレーターなら簡単に電源が作れてしまいます。

最近は便利な世の中になってあのAmazonでも電子部品が購入できるようになりました

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今回使うのはLM317Tというレギュレーターです。 これね⬇ I-07223

 

これは使いかたも簡単です。

データシートはこちら

まぁ⬇のとおりに組みます。

LM317-circuit-setup 3711 3712

 

回路の説明ですが、 3端子レギュレーターのICの文字が印字されている面を正面として右から Vin Vout ADJ となります。

 

様はデータシートのR2の可変抵抗をくりくり回すと目的の電圧を任意に出力できるぜっていう便利なものです。

データシートでは 出力電圧は1.25V〜40Vまで可変できる可変電源を作成できる事のようです。

注意点は目的の電圧を出力する為には目的の電圧より最低3V程度高い電圧をVinに加えないといけません。

2Vから12Vくらいまでの電源を作成する目的ですので PC用のアダプタ16Vを利用する事にしました。

 

リサイクルショップで100円でした。

これで理論的には1.25Vから13Vまでの可変電源を作れます。 P1020629

 

さぁ部品の説明ですが VinとADJの間に発振防止様にセラミックコンデンサ0.1μFを!! VoutとADJの間にもコンデンサを!!

こちらはデータシートの様に電解コンデンサ1μFとなっていますが・・・

私の場合はVoutとADJのあいだにセラミックコンデンサ0.1μFと電解コンデンサ10μFを並列にいれました。

またVinとADJの間にも同様にセラミックコンデンサ0.1μFと電解コンデンサ10μFを並列にいれました。

このコンデンサはもちろんですが使用する電圧の1.5倍くらいの耐圧でないといけませんよ。 今回は耐圧20Vくらいにしました。

また電解コンデンサですので、極性があります。足が長いほうが+へ繋ぎます。

また可変抵抗は仮組では半固定可変抵抗を使いましたが、ケース組み込みする時には5Kオームのボリューム型の可変抵抗に変更しました。

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抵抗値はデータシート通りです。

 

実際に私が組んだ回路が下図です。 DSC_0046

青枠の部分が改造部分(安定した電圧を出力させる為)

赤字で書いているものはダイオードで、もし3端子レギュレーターの出力に電圧が高いものがつながっていた場合、逆電流でLM317Tが死んでしまうのを防ぎます。

 

私の場合、3端子レギュレータの電源を入れて出力端子に何らかの機器を繋ぐ予定なので、このダイオードはつけてません。

 

下図が仮ぐみした回路です。 かなりコンパクトにできました。

こんなもので16Vの固定電圧を1.25〜13V(最大出力電流1.5A)までの電源が完成です。 青い半固定抵抗5kオームを回すと1.25Vから13V付近まで電圧が可変します。 半固定可変抵抗は後で5kオームのつまみのついたボリュームに変えました。

P1020615

 

 

また、ケースに組む時に現在の出力を表示させるためにアナログの電圧計を出力と並列に組み込みました。

 

P1020628

 

 

 

最終的な回路がこれ⬇

DSC_0047

 

さぁ、これでほぼすべての事は学習できましたが、まだ注意点があります。

それは3端子レギュレータの発熱対策です。

今回は16Vの電圧をレギュレータによって1.25V〜13Vに可変するわけですが、入力と出力電圧に大きな差があればそれがあるほど3端子レギュレーターが発熱します。

私の場合は、それほど発熱は無かったのですが、1.5Aまで出力可能なレギュレータの事を考えてレギュレーターに直接ヒートシンクを取り付けました。 P1020627

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